Imm Cologn 2009 part 01
ケルン国際家具見本市
19-25 Jan. 2009
ドイツ/ケルン
ケルンメッセ見本市会場
若手デザイナーを育てデザイン推進を力強く進めるImm Colonge
世界49カ国、1,057社の出展企業が参加した今年のケルン国際家具見本市。
来場 者数は前年から微減ながら約10万人、市内各地のアウトサイドイベントを合わせ ると25万人と、世界が取り巻く環境の中としては、堅調な数字だったと言える。
全体の来場者数は減ったものの、EU圏からの来場者数はそれほど変化はなく、出 展企業の受注動向は概ね好調との声も聞かれた。
今年の全体傾向としては、リサイクルや環境を意識した素材へのこだわりが多く 見られた。むしろ減少傾向にあった無垢板素材の希少性を打ち出した製品づくり の実直さをアピールしたり、無駄の無いように素材を最大限に活用するなど環境 に配慮する製品づくりが目立った。
また、トレンド提案も目立った場所で展開 し、商業ベースのケルンのイメージを払拭すべく、深堀した提案で色彩、フォル ム、素材、スタイルの提案を明確に表現し、時代性を強く意識した提案で活性化 を計っていた。パッサーゲンという街中のイベントではギャラリーや空き スペースを使って、様々な新作の提案も行われた。
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